「WEBサービスの集客に悩んでいる」「顧客の定着率・継続率が低い」上記のような悩みを抱えているのであれば、ポイントサービスをおすすめします。昨今は「ポイ活」ブームが広がっていることもあり、ポイントサービスを導入している企業が多くなっています。本記事では、ポイントサービスが集客に繋がる理由について解説します。集客できる企業はポイントを活用している「ポイントサービスだけで本当に集客できるの?」と疑問をもつ方もいるかと思います。確かにポイントサービスを導入するだけで爆発的に集客ができるかと言えば、決してそうではありません。しかし、集客に成功している企業はポイントサービスを活用しています。以下で参考として、大手のポイントサービスについて紹介していきます。楽天ポイント1億人以上の会員数を誇る、楽天グループが提供するポイントサービスです。10万ポイントを獲得しているヘビーユーザーが750万人以上、累計発行ポイント数は3兆以上とされています。ユーザーからの評価も高く「一番ポイ活したいポイント」と言われています。これは、楽天グループが幅広いサービスを展開しているからです。クレジットカード・金融サービス・携帯電話など、幅広いサービスでポイントを使えるために、多くのユーザーが利用しています。VポイントCCCMKホールディングス株式会社が提供するポイントサービスで、日本人の2人に1人がVポイントカードを保有しています。アクティブユーザー数も多く、5割以上のユーザーが月に1回以上Vポイントを利用しています。昨今では、Vポイントカードを利用できる店舗やサービスも増えてきているので、ユーザーにとって当たり前のカードになっているのではないでしょうか。当たり前のポイントになっているからこそ、反対にVポイントを使えない・貯められないサービスや商品は、ユーザー離れのきっかけになってしまう恐れがあります。PontaVポイントカードと同様、多くの店舗やサービスで利用できるポイントサービスです。コンビニでも使えるカードであるため、ユーザーの認知度・利用度も高いです。仮に、Pontaカードが使えるコンビニと使えないコンビニであれば、前者を選ぶのではないでしょうか。このように、ポイントを利用したり貯めたりできることは、ユーザーが来店する動機付けになります。ポイントサービスで集客できる理由ポイントサービスが集客につながる理由は、「ポイントの世界を楽しめる」ことにあります。ユーザーは、買い物を楽しむと同時にポイントサービスを楽しんでいるのです。そのために、ポイントを利用できる店舗やサービスを選ぶ傾向があります。以下では、ポイントサービスを利用するユーザーの心理について解説しますので、ポイントサービスでの集客に不安を感じる方は、ぜひ確認してみてください。「おまけ感」がリピートの鍵になるポイントサービスは、ユーザーがお得だと思う「おまけ感」を提供できます。通常であれば、何か物を購入しても、購入したもの以外に得られるものはありません。しかし、ポイントサイト経由で物を購入すればポイントが還元されます。そこで得たポイントは、現金・ギフトカードなどに還元できるので、消費者からすると「おまけ」「お得」という気持ちになるのです。ポイントを貯めることが目的となるポイントで集客できる理由には、「ポイントを貯める」がユーザーの目的になっていることも挙げられます。航空会社のマイレージが良い例です。マイレージプログラムは、利用客が飛行機に乗ると搭乗距離に応じたマイルがもらえ、無料航空券や無料アップグレード特典などの魅力的な「おまけ」と交換できます。これらの特典は消費者にとって非常に魅力的ですが、本来はマイルを貯めることが搭乗の「おまけ」であるはずです。しかし、中にはマイルを貯めること自体が目的になっている人もいます。この「おまけ」が目的となっている現象は、予定外の追加購買を生み出すのです。たとえば「あと○○マイル貯まればタダで沖縄に行ける」と購入する予定のない買い物をするケースがあります。サービスや店舗においても「後〇ポイント貯めたら、△と交換できる」のような心理が働き、購買行動を促せます。ポイントサービスは新規顧客の集客に留まらないポイントサービスは、新規顧客の集客だけには留まらない魅力があります。企業側として、とくに魅力的なのが以下の2つです。優良顧客を育成できる顧客ロイヤルティの向上それぞれのメリットを生み出せる理由について、以下で解説します。優良顧客を育成できるポイントサービスは、多くの消費者の満足度向上に大きな影響を与えています。共通ポイント対応は、UX(顧客体験)を向上させるための重要な施策であり、消費者の利便性や満足度を高めることで、新規顧客の獲得や優良顧客の育成につながります。しかし、共通ポイントに対応しないのであれば、顧客離れを引き起こす可能性があります。自分が日常的に利用している共通ポイントを使いたいと考えるお客さまにとって、そのブランドに対応していない店舗は「いつも貯めているポイントが貯められない、使えない店」と見なされてしまうかもしれません。その結果、来店頻度が減少し、利用されなくなるリスクがあるのです。顧客ロイヤルティの向上ポイントサービスは、顧客ロイヤルティ向上にも寄与します。顧客ロイヤルティとは、企業の商品やサービスに対して信頼や愛着をもつことです。ポイントサービスを導入すれば必然的に自社の商品やサービスを繰り返し利用してもらえることになるので、愛着をもってもらいやすくなります。また、大々的なポイント還元やお得感の強いポイント交換サービスを提供すれば、企業に対する信頼度も上がるでしょう。ポイントサービスで集客するには差別化が重要ポイントサービスで効果的な集客をするには、他社との差別化がとても重要です。最近では多くの企業がポイントサービスを導入しているので、同じようなサービスでは選ばれにくくなっています。以下では、差別化が重要な理由を理解していただくために、ポイントサービスの現状について解説します。導入企業の増加によって差別化が困難日本は「ポイント大国」と呼ばれるほど、ポイントサービスが広く浸透しています。スマートフォンを通じたオンライン決済の利用増加や国のマイナポイント事業の拡充などを背景に、今後もポイントサービスのさらなる拡大が見込まれています。消費者にとって、ポイントサービスは「どこでも貯まる・使える」という利得性と利便性の高さが魅力です。しかし、共通ポイント化の進展により、競合他社との差別化要素が薄れてきています。その結果、ポイントサービスの本来の目的である集客効果による収益貢献が十分に得られなくなっているのが現状です。ですから、差別化要素を重視してポイントサービスを展開していかなければなりません。ポイントサービスによる競合との差別化に関する調査結果公正取引委員会が共通ポイントサービス加盟店に対して2020年に実施したアンケート調査では、以下のような結果が出ています。サービスを導入した結果「競合他社との差別化につながった」との回答は41%「現在のところ特になし」との回答は36%調査結果だけを見ると、サービスを導入するだけでも差別化につながっていることがわかります。しかし、今後ポイントサービスが広がっていくと考えると、サービス自体に大きな差別化ポイントが必要になるといえます。集客に繋がるポイントサービスにするには?集客に繋がるポイントサービスにするには、以下の点に留意して導入を検討しましょう。共通ポイントを使えるシステムを選ぶ機能性が豊富なポイントシステムを使うポイントが貯まりやすい工夫を実施する適切なポイントシステムの導入顧客層に合ったポイントサービスの展開ポイントシステムの告知を徹底するそれぞれが重要な理由について以下で解説します。共通ポイントを使えるシステムを選ぶ共通ポイントは、複数の店舗やサービスで貯められ、使えるポイントです。楽天ポイント・Vポイント・dポイントなどが代表的で、提携店舗であればどこでもポイントを貯められます。実店舗だけでなく、ネットショッピングやWebサービスでもポイントが付与されるため、利用者が多いです。一方、独自ポイントは特定の店舗やサービスでしか使えませんが、独自の施策を打ち出しやすいのが特徴です。利便性の高さから、共通ポイントを使えるシステムを選ぶと良いでしょう。機能性が豊富なポイントシステムを使う顧客満足度を高めるために、多彩な機能を備えた使いやすいポイントシステムを選びましょう。単に商品やサービスの購入時にポイントを付与するだけでは、顧客を引き付けるには不十分です。例えば、ポイント数に応じてランクが上がるシステムや、バースデーポイントの付与など、顧客が楽しみながらポイントを貯められる仕組みを取り入れることで、満足度を高められます。満足度を向上することで、顧客とのエンゲージメントを高め、長期的な関係構築につなげられます。ポイントが貯まりやすい工夫を実施するユーザーの利用を促すために、ポイントが貯まりやすい工夫を検討しましょう。単に、サービスや商品を利用したときにポイントが付与されるだけでは、お得さを感じてもらえません。たとえば、「ポイント〇倍キャンペーン中」や「該当商品でポイント〇倍」のようなポイントの貯まりやすい工夫をおこなえば、他社よりも選んでもらえる可能性が高くなります。適切なポイントシステムの導入ポイントシステムを導入する際は、自社の目的に合ったシステムを選ぶことが重要です。ポイントシステム提供会社と目的をすり合わせ、両者の目指す方向性が一致していることを確認しましょう。ズレがあると、せっかく導入したポイントシステムを上手く活用できません。また、外部システムとの連携も事前に確認が必要です。既存のCRMシステム、POSシステム、ECサイト管理システムなどと連携できなければ、システムを入れ替える手間が発生します。ほとんどのポイントシステムは連携可能ですが、念のため確認しておくことをお勧めします。顧客層に合ったポイントサービスの展開ポイントサービスを展開する際は、メイン会員層を明確にしましょう。常連顧客向けなら独自ポイントで十分ですが、新規の若い顧客向けなら共通ポイントを用意し、ポイントの使い道を広げるべきでしょう。ポイントシステムを導入するだけでも一定の効果は期待できますが、目標達成のためにはターゲットを絞ることが鍵となります。顧客層に合ったポイントサービスを展開すれば、集客効果を最大限に引き出すことができます。ポイントシステムの告知を徹底するポイントシステムを導入しても、顧客に周知されなければ利用率は低いままです。集客効果を最大化するためには、導入が決定した段階で速やかに告知を開始してください。ホームページや店舗の目立つ場所で、ポイントシステムの魅力を訴求しましょう。顧客にとってのメリットを明確に伝え、利用を促進することで、ポイントシステムの導入効果を最大限に引き出せます。ポイントサービスで集客するなら、GMOリピータスへポイントサービスは、集客に効果的に活用できます。ポイントを貯めたいニーズも増えてきているので、新規顧客を獲得するには最適の施策といえるでしょう。しかし、ポイントサービスを実施するにあたり、利用するシステムの導入は慎重に検討してください。システムによっては、自社に合わないケースもあります。もし利用するポイントシステムでお悩みでしたら、GMOリピータスをご検討ください。GMOリピータスは、以下の特徴をもつポイントシステムです。チーム体制でシステム開発・デザイン・運用までサポート課題・要望に応じたコンテンツを提供オリジナル性の高いカスタマイズにも対応していますので、ぜひ集客効果を最大化するための施策としてご活用ください。